普段はペーパーフィルターでコーヒーを淹れています。
ですが、我が家には昔から金属フィルターも常備。
ペーパーフィルターと金属フィルターでは同じコーヒー豆でも味に違いが出るんでしょうか？
金属フィルターのメリット・デメリットとは？
世の中に数あるコーヒーグッズ。多くのコーヒーファンを魅了する「金属フィルター」のメリットってなんですかね？
その１：コーヒーの味をダイレクトに味わえる
ペーパーフィルターだとフィルターによってコーヒーの香味成分が多少吸収されてしまうそうです。しかし、フレンチプレスと同じように、金属フィルターはコーヒーオイルや香味成分をダイレクトに味わうことができます。
同じコーヒー豆でも、ペーパーフィルターではマイルドな味わいになり、金属フィルターとはまた違ってきてとても面白いと感じました。
その２：長期的に見れば経済的
ペーパーフィルターを使用する必要がありませんので、長期的に見ればコストを削減できるコスパに優れたフィルターです。
…なるほど。では金属フィルターのデメリットって？
その１：フィルターの劣化
めちゃくちゃ簡単に言うと金属フィルターって金属のザルみたいなもんですよね。雑に扱うと、へこんだり歪んだりしてしまいます。
また、洗いが雑だとフィルターが微細な粉によって目詰まりを起こしてしまうことも。
その２：掃除が大変かも…
これ、フレンチプレスと同じことが言えると思うんですけど、コーヒーの粉を扱うので、淹れた後の粉の処理が大変。うちでは手で掻き出して粉を処理してます。
金属フィルター「swissgold MAX」で淹れる
いつの頃からか我が家に居座るこちらの金属フィルター。
なんか、もう日本で販売してないらしいんすよね。底面にうすーく「SWISS MADE」の文字が…。
こいつのメッシュ具合は他の金属フィルターと比べると、ちょいと粗めなのかもしれません。
KINTOのコーヒーカラフェに上手いことハマる。
ペーパードリップと同じように淹れてみました。
これ、分かりますかね？油分が明らかに多いです。これが金属フィルターの力かっ！
金属フィルターでコーヒーを淹れるポイントとは？
実際に何の前知識も無しに金属フィルターでコーヒーを淹れて飲んだ感想。
…なんか薄い？いつもより酸味と苦味が強い？
やはりペーパーフィルターとは味が明らかに違っていました。
どうやら金属フィルターでコーヒーを淹れるにはそれなりのポイントがあるみたい。
その１：お湯は少量ずつ注ぐ
最初に豆を蒸らすためにお湯を注いだ時に感じたのが「お湯が落ちるのが早い！」。
でも、お湯を注いでいるうちに「あれ？最初よりお湯の落ちるスピードが遅くなった？？」ってことです。
これ、フィルターの目が詰まってきたために起こる現象のようで。
お湯は少量づつ真ん中に注いであげると良いそうです。
ペーパーフィルターのように「の」の字を描いてお湯を注ぐと、金属フィルターから直接お湯が落ちちゃうみたいで、薄いコーヒーになってしまいます。
あー、これがコーヒーの味を薄く感じてしまった原因かな。
その２：豆は粗挽き〜中挽きがよい
ペーパーフィルターで淹れるときと同じように細挽きで豆を準備しました。
これもフレンチプレスと同じように、微細な粉が混じっていました。
豆は中挽きぐらいで良いのかな？この微細な粉も金属フィルターの特徴のようなので、それも含めてコーヒーを楽しんだら良いのかもしれませんね。
おすすめ金属フィルター
こちらの金属フィルターは縦型スリットメッシュでコーヒー成分を十分に引き出してくれる一品です。
こちらはキントーのカラフェ、ステンレスフィルター、ホルダーの3点セット。300mlと600mlの2サイズがあります。ライフスタイルに合わせてスローなコーヒータイムを楽しみたい方に。
まとめ
正直、コーヒーは飲めれば何でも良いと思ってました。ブログを書くようになってコーヒーの道具を意識するようになり、奥深い世界を楽しんでいます。
この金属フィルターで淹れるコーヒーの最大の魅力、それは試行錯誤して美味しい一杯を淹れること、ですかね〜。
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