突然ですが、、東南アジアのざわついた雰囲気っていいですね。
年末年始の休暇に東南アジアへ旅行を計画されている方も多いのではないでしょうか?
あちらには日本で体験したことないようなことがその辺に転がってます。
ちょっと道路を見ると、車が赤信号を軽く無視してつっぱしっていくんです。
…細かいことを気にしない人が多いのでしょうか?(信号って細かいことじゃないですよね。)
これって東南アジアあるあるなの?!
過酷な環境に置かれると、人はそれに慣れていくのでしょうか…。
年末にマレーシアへ友人を頼って夫婦で旅行した時です。
あの果物の王様と称されるドリアンを食べるチャンスがありました!
11月から1月はちょうどドリアンの収穫期だそうです。
ちなみにドリアンの「ドリ」とはマレーシア語で棘(トゲ)という意味です。
じゃあアンはなんだろう?
なんでも国王様が好んで食べていたゆえに「王様の果実」と呼ばれていたそうな。
それがやがて「果物の王様」になった。
伝言ゲーム失敗ですね
ドリアンの予備知識って日本人でもある程度は持ってますよね。
強烈なニオイ。
よく「生ゴミのようなニオイ」だの、「悪魔の実」だのといわれたり。
バラエティ番組の罰ゲームに登場したり。
散々な扱いですね。仮にも王様の果物なのに。
ただですね、どんなに文章や映像を見ても「ニオイ」までは伝わってこない。
それだけ言われるなら試してみたいじゃないですか。
クサイと言っても食べ物ですからね。
そんな私達を友人は現地人の家に招待してくれました。
ってゆうか、家に近づいただけで何か臭いんですよ…。
家に上がらせていただきまして。
初めて見ました「ドリアン」!
くっさ(笑)
そしてこの凶悪なツラ構え(笑)!
このお姿でこのニオイ。
最初の人、なんでこれ食べようと思ったんだろう。
そのニオイなんですが、なんかガス漏れしたようなニオイがします。
ガス漏れ警報器があったら反応しそうです。
腐った生ゴミというのもナットクですね。
自分の匂い耐性のポテンシャルの低さを実感します。
…で、その悪魔なんですけどね
めっちゃいる!
これはもはや生物兵器!
この写真の他にもありまして、全部で50個くらいあった。
この家主は土地を持っているらしく、ドリアンの木があるんですって。
ちなみに木になっている状態ではまだ収穫できないんだそうです。
実が熟して落ちてきたものを拾うのだそうな。
しかもすぐに拾わないと実がダメになっちゃう。
で、拾ってる最中に落下してくる実が当たるとめっちゃ痛い。最悪死亡するかも。。
ある意味ホントに兵器。
割るとこうなります。
柔らかい中身が並んで中に入っています。
で、その身が2,3に分かれていまして、その一つ一つに種があります。
身の表面はうすい膜がはってあるような。
すごくぶよぶよしていますね。
この身がくさいんだな~。
これを指でほじくって頬張るわけだ…。
では、いざ。
食感は柔らか~いバナナみたい。
ぬちゃっとした感じ。
中心に大きな種があります。
肝心の味は…。
めちゃくちゃ甘かった!!
あのニオイとは裏腹に本当に美味しい!
左の青いボールに入ってるの、なんだと思います?
これ全部ドリアンの種です!
家主のご家族と一緒にめちゃくちゃ食べちゃいました!
地産地消最高。熟した新鮮なものを頂いたから美味しいんでしょうね。
ドリアンをたくさん食べると体が熱くなるんですって。
確かに何個も身を食べると体が熱くなってきたような…。
指先と食後のゲップが非常に臭かった(笑)
貴重な体験に本当に感謝!!
その後、地元の市場に行ってみた。
ドリアンの実が一つ2リンギット(60円くらい)。
ドリアンってそんな普通の果物なの?
王様、割と庶民派ですね。
…最初は臭かったんですけどね。
いや~、過酷な環境に置かれると、人はそれに慣れますわ。
正直な話、さすがに海外旅行でここまでドリアンを食べる必要もないでしょう。
でも多分、ドリアンって東南アジアのどこでも食べられる果物だと思うんです。
現地で熟れたものを食べるのがこのフルーツの正しい食し方でしょうね。
せっかくの海外旅行です。
普段の生活とはちょっと違う体験をしてみたいものですね。
果物の王様ドリアン。あなたも是非試してみてください!