ガラスレザーってなんのことか全然知りませんでした。
ガラスみたいにツルツルと綺麗な表面だから?
そんな初心者である自分が選んだ革靴の一つがREAGALのガラスレザー。
購入当時、とりあえずリーガルの靴を履いておけば間違いないと思ってました…。
ただですね、情報収集していくうちに、またこの靴を履いていくうちに、なぜガラスレザーが多くの革靴の諸先輩方に敬遠されているのかが分かりました。
一度入った傷が消えない!靴クリームを使ってもガラスレザーだと色がのらないのです!
ガラスレザーの特徴
皮をクロムでなめし、その後、ガラス板に張り付けて、乾燥。この工程から「ガラスレザー」と呼ばれています。合成樹脂などを使って光沢を出し、均一な表面に仕上げています。
表面がガラスのようにピカピカだからガラスレザーなのではないんですねー。
一番いいと思うのは雨の日に強い!汚れてもすぐに乾拭きをすれば輝きが戻るところですね。
雨の日に重宝してます。もちろん完全に水を弾くわけではないです。
ガラスレザーの弱点
そんなガラスレザーですが欠点が…。
傷が消えない!従来の靴クリームでは補色しづらい!
ガラスレザーの傷に挑戦してみる
こちらの革靴です。
品名 REGAL 26GR
種類 クォーターブローグ
カラー ダークブラウン
製法 セミマッケイ
表底 合成ゴム
こちらの革靴、すでに5年以上は愛用しているでしょうか。お気に入りの一足です。
今回、使用したいクリームがこちら
M.モゥブレィ コードバンクリームレノべイター
なんとこちらの商品の説明には「通常の靴クリームでは不可能である、ガラスレザーの靴への補色も可能です。」
ここまで堂々と語っているのです!この言葉を信じてみたいと思います!
作業開始
挑戦する傷はこちら
つま先側面に線傷がついています。
指先でコードバンクリームレノべイターを薄く塗ります。
最初、傷部分だけに塗ってしばらく置いておいたんです。そしたら塗ったところだけ補色されてしまい、まだら模様になってしまいました。
確かにガラスレザーにクリームが通用しているんですね!
なのでトゥ全体に均一に塗っておきました。
この時、クリームがムラにならないよう均一に塗りました。
ムラがあると、あとで磨き作業を行う時にムラが消えませんでした。
そして十分に乾かしました。
磨き上げます。
このようになりました。
傷は最初より目立たなくなったでしょうか。
というか、靴がとても綺麗に輝いているのが1番の収穫ですね!
まとめ
お手軽レザーのガラス革ですが、傷がついた場合のリペアが難しい諸刃の剣。
しかし、雨の日でもガンガン履いていける手軽さはありがたいですね。
今回の「M.モゥブレィ コードバンクリームレノべイター」を使えば、そんな革靴をさらに愛情込めて使用していけそうです。