革靴に興味が出てくると、色々な革靴を検索し始めます。
そんな中で出会った、革靴のアンティーク仕上げ。つま先からグラデーションで色が変化していくものです。その姿がアンティーク調の家具のように味のある仕上がりになっているからなんだそうな。
これはカッコいい!革靴の製造過程で革を染めあげていくものですが、自宅でもアンティーク調に手を加えることも出来るそうな。
そうするとですね、なんか挑戦してみたくなるものです。どうせ休みだし、いっちょやってみっか!
海外で購入したハッシュパピーの革靴です。
品番とかわからん。日本にはないのかな?なんかのっぺりした表面です。
もともとビジネスシューズというよりコンフォートシューズ的なもの。でもいいじゃないですか。靴に愛情を注ぐのに形は関係ない!
ちょうどつま先がボロボロになってしまってるので、これを隠してみましょう。
使うワックスはこちら!
いつも使ってるキュウィの缶のやつ。安いですよね。これで色が乗るかな?
1:靴を磨く
とりあえず靴を綺麗にして準備を整えます。
2:指でワックスをつけた
指でつま先にワックスをつけて伸ばしていきました。革の表面がツルツルしていてなかなかワックスがのりません…。塗っては乾かし。
3:ブラッシング
鏡面仕上げの要領でやればいいんでしょうか。やさしーくブラッシングしてワックスを伸ばしました。グラデーションになるように意識しながら。
4:ネル生地で磨く
水をほんの少量生地につけて優しく撫でるように磨いていきます。これ、ワックスが乾いてないと根こそぎワックス持っていかれます。乾くのを待ちましょう。結局、ワックスが剥がれちゃって何度もやり直した…。
あと、左右でグラデーションの範囲が変わってこないよう注意です。
5:出来た!
とりあえず色がグラデ。なんかカッコいいです!安い靴に変化が!
…なんかこうなってくると、もはやプラモの塗装みたいな感じですね笑 汚しを入れていくかのような。
ビフォーアフター
つま先の傷も目立たなくなりました。
今回やってみてのポイントは…
・左右の色合わせ
最初の片方に色を乗せるのはいいんですよ。もう一方は最初の作業したやつに合わせていかないといけない。
・ワックスが剥がれる…
ワックスを塗った後、乾かすのに時間を掛けますね。ところが、一生懸命さのあまり磨いてるうちに剥がれてしまう…。優しく優しくなでるように磨いてあげる必要がありますね。これは何度もやって体で覚えていきたい。
革靴のアンティーク調仕上げ。なかなか面白いものです。いつもの靴にちょっと飽きてきたなって時に表情を変えることができますね。