あるもの日記

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お気に入りの革靴をお気に入りのシューキーパーで保管する

こんにちは。

 

せっかくのお気に入りの(そして、ちょっとお高い)革靴は保管にも注意してやりたいもの。スーツは脱いだらハンガーに掛けますよね。シワがつくのは残念ですし。…じゃあ革靴は?

シューキーパー、シューツリーを使うことで大切な革靴を長く使っていきたいものです。 

 

そもそもシューキーパーの役割とは?

1: 革靴の形状維持

シューキーパーなんか使わないで履きつぶしてた靴があったんですよ。そしたらですね、もうシワがすごい。で、つま先が反り返る。魔女の靴かってくらい反り返る。

革靴のエイジングを楽しむって方法があるみたいですね。お手入れをしながら履き皺がいい感じになっていくっていうね。でもヤツは違った。皺が深く入りすぎて最終的にひび割れていきましたよ。

シューキーパーはそんな残念な革靴になってしまうのを防ぐのに役立つことでしょう。革靴のアッパーに深く入りがちなシワを伸ばすことで美しい形状を保ちましょう。

 

2: 脱臭と乾燥

木製のシダーウッドなどの天然素材でよく言われている効果。たしかにシダー製のシューキーパーは香りが良いです。そしてやっぱり足って臭いじゃないですか…。朝から晩まで革靴を履き続けていたとしたら、そりゃあもうムレムレですよね。

帰宅して靴を脱いだ後、フローリングについたムレムレな足跡をみた時…。あぁ、自分、おっさんになっちゃったなぁって思います。

こりゃあ靴の中だって湿気がすごいでしょう。それを放っておいたら雑菌が容易に繁殖しちゃって匂いもたつというもの。

シューキーパーがどれほど乾燥に効果的かは意見が分かれるところなんでしょうか。蒸れた靴には新聞紙を丸めて突っ込んだ方がよっぽど乾燥するでしょう。あくまでも普段の調湿という意味合いでしょうかね。

 

どんなシューキーパーを選んだら良いでしょうか?

1: テンションがしっかりかけられるもの

これこそがシューキーパーの役割ですよね。せっかく使用するなら十分に効果の現れるものを使用したい。縦方向にしっかりと伸びるものがいいですね。 

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2: 木製の無垢仕上げ

シューキーパーの役割を考えると、木製で無垢仕上げのものを選びたくなりますね。プラスチックだとテンションはかけられますが、消臭や調湿といった効果は期待できませんね。ニスが塗ってあるものは見た目の高級感がありますが、やはり同様か。

 

3: かかとの形

つま先の作りやパイプ形状に目がいきますが、かかとの形にも注意したいですね。しっかりとした丸みのある大きなものを選びたいです。かかとのパーツが細いと力が集中してしまって、かかと部分の形が崩れてしまうかも。

 

シューキーパーの形状とは?

シングルパイプ

比較的細身のもので多くの革靴に適しているようです。先が割れており、縦方向だけでなく左右にもテンションがかけられます。コスパも良く、多くの靴に用意してあげられますね。

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ツインパイプ

日本の金具によって均等にテンションをかけられる優れもの。もちろんつま先も割れていれば横方向の形状維持にも効果的。 

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シングルチューブにしてもダブルチューブにしてもかかと部分のパーツがしっかりとしたものを選びたいです。かかと部分が細すぎると局部的に力がかかってしまい、せっかくの形状維持というシューキーパー本来の働きができなくなってしまいます。

 

バネ式

これね、価格だけならめちゃ安い。ダイソーで購入しました。一個150円。一足分300円。ただ、注意しないと靴へのテンションが甲側にも掛かっちゃって…。あとかかとのパーツがえらく小さいので靴に余計な負担がかかってしまうような…。無いよりまし、というところですか。

 

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オススメのシューキーパー!

基本、自分の使っているものをオススメしているわけですが。

 

Natural Stuff

ダブルチューブでありながらコスパの良いシューキーパー。保管用の靴袋も付いてきました。可動部分が前後に約2cmほど動くようで、多少のサイズ差は問題ないですね。こちら、高級家具にも使用されているレッドシダー(赤ヒマラヤスギ)という香木の無垢材を使用しています。レッドシダーには除湿や除菌、脱臭と木そのものの香りで靴の匂いを中和する性質があります。

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使用感

私はリーガル26GRの26.5cm(ウィズ(足囲)はEE)に43/44サイズ(26.5-27.0cm)を使用しています。ちょうど良いテンションが掛かっています。そもそもこの革靴が4-5年は使用しているもので、ある程度は革が伸びているのでしょう。このサイズ感がぴったりです。

  

Collonil

言わずと知れたシューケアメーカー。シングルパイプでこちらもまた非常にコスパが良い。センタースプリットタイプと呼ばれる先端の作りで靴内部を左右にテンション掛けてくれます。

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使用感

ジャランスリウァヤのラスト11120のシューズ(26.5cm)にMサイズ(26.0-27.0cm)のシューキーパーを使用してます。靴の購入時にこのシューキーパーも購入したのですが、最初はかなりきつかったですね。靴の革そのものが固かったのかな?履き続けていくうちに靴が足にフィットするようになり、シューキーパーも問題なく入るように。いまはちょうど良いフィット感です。

 

ダイソー

バネ式の一個150円。とりあえず使用する分にはいいでしょう。ただ、その形状ゆえに上方向への力が働きます。革の柔らかいものだとアッパー部分が盛り上がってしまって靴の形が崩れちゃうんじゃないか?と思います。

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革靴にかっこいいシューキーパーが入っていると、それだけでこっちもテンション上がります。靴にも自分にもテンションかけてくれるうれしいやつ。

お気に入りの革靴を、日頃のメンテと共に長きに渡って使用していきたいですね。

 

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