腕時計といえばビジネスマン三種の神器の一つ。
本人のレベルが上がっていけば装備の質も上がっていくわけで。この辺、人生は壮大なロールプレイングゲームなんである。
かと言って、社会人たるもの時間を確認するのにサッとスマートフォンを出すわけにもいかず…。
そりゃね、お金出せばそれだけいいものが手に入りますよ。ただ、腕時計業界といえば天井知らずの価格がまぁすごい。
でもアンダー10万円で手に入れられる国産腕時計だって本当に素晴らしい。
セイコーって日本人ほぼ全員が知ってる名門中の名門ウォッチメーカーなわけで。
今さら説明も不要、皆さんの方がよっぽどご存知かと思いますが、その中の一ブランド「Brightz(ブライツ)」て知ってました?
「本質を見極める感覚を持つグローバル志向のビジネスマンに向けた、新感覚のスタンダードウオッチです。」-公式ホームページより
これを選んだ皆さん、褒められてますよ。
一口にブライツといっても3つのコンセプトと多様なルックスでどれを選んだらいいか迷っちゃいますね。
ブライツ3つのシリーズ
・Flight Expert デュアルタイム
チタンで軽い!
全てのモデルが純チタンを使用していることもあり重量が95〜96g!
その名の通りデュアルタイム機能搭載!
6時位置に搭載されている小時計によって別の地域の時間を表示できる!基本時計とは独立して動いており、基本時計のタイムゾーンを変更しても小時計の時間は変更されません。
価格:100,000円〜150,000円
・Flight Expert クロノグラフ
クロノグラフの特徴とは
ワールドタイム!
フライトエキスパート最大の特徴である、世界25のタイムゾーンに対応するワールドタイム機能を搭載。海外旅行に行って実際に使ってみましたが、最初は説明書が無いと操作に苦労するかも?!
価格:100,000円〜120,000円
・ソーラー電波
ソーラー電波の特徴とは
シンプルイズベストなスタイリング
シンプルでありながら、各部分の質感の高さが大変素晴らしい一品。もちろん全種に共通の世界3エリア、4つの標準電波に対応してます。
価格:65,000円〜75,000円
公式の値段ですと、6万5千円〜15万円程度となってますけど、実際ネットならもっと安く買える。(自分は定価で買ったけど…)販売店にこだわりがなければ、ネットで購入するのが最も安く買える方法ですね。
私、そんなにグローバル志向の持ち主ではないんですけども、悩んで選んだのはこちら。
フライトエキスパート SAGA193を買ってみた
ケース材質:ステンレスケース(硬質コーティング)
裏ぶた : ステンレスとガラス
ケースコーティング : ダイヤシールド
ガラス材質 : サファイアガラス
ガラスコーティング : スーパークリア コーティング
ケースサイズ 厚さ:11.3㎜ 横:43.6㎜ 縦:50㎜
腕周り長さ(最長): 205㎜
キャリバーNo : 8B92
駆動方式 : ソーラー電波修正
駆動期間 : フル充電時約6ヶ月間パワーセーブ時約2年
精度 : 非受信時平均月差±15秒
ブライツフライトエキスパート クロノグラフ SAGA193はこんな時計(って名前長っ!)
1:世界4エリア対応、多局受信ソーラー電波
日本(JJY40/JJY60)、中国(BPC)、アメリカ(WWVB)、ドイツ(DCF77)の世界4エリア、5つの標準電波に対応。セシウム原子時計により刻まれた標準電波の時刻情報を、日本、中国、アメリカ、ヨーロッパの主要エリアで受信して時刻を自動修正。
2:電池交換不要
太陽光や蛍光灯などの光を電気エネルギーに換えて駆動するソーラー発電システムを搭載。定期的な電池交換が不要に。
3:ワールドタイム機能(25タイムゾーン対応)
世界25のタイムゾーン、26都市に対応するワールドタイム機能を搭載。
4:スーパークリア コーティング
ガラスの表裏両面に独自の無反射膜を施すことで光の反射を99%以上抑え、ダイヤルが非常にクリアに。また表面に防汚膜(撥水膜)を付加して汚れも付きにくくなってる。
5:ダイヤシールド
セイコー独自の表面加工技術「ダイヤシールド」でケースとバンドを傷から保護。
6:針位置自動修正機能
従来の電波時計では磁気や落下・衝撃により針ずれが生じた場合でも、秒針は1分間ごと、時・分針は毎12時(1日2回)に針位置をチェックし、万が一ずれている場合は自動で修正。面倒な基準位置合わせの操作不要。
7:ストップウオッチ機能(1/5秒単位60分計)
モード切替などの操作なく、すぐに使えるストップウオッチ機能を搭載。
セイコーブライツのここが良い!
決して何十万円もする機械式時計みたいな華やかさはないですよ。
グランドセイコーのようなネームバリューもない。
それでも、この落ち着いた佇まいを見てほしい。
デザインは流石のセイコー。アストロンだとちょっと主張しすぎかなと思われる方にも丁度良いサイズ感。
キッチリとした見た目、10万円近い値段にふさわしく、細部まで綺麗に作り込まれている。
「ビジネスマン」という単語がキーワードみたいなんですが、ほんとマジメな印象の時計です。質実剛健という言葉がよく似合う。
サファイアガラスが光の反射を抑えます。これ、室内で蛍光灯が映り込んだり反射しにくく、非常に視認性が良いです。そして、全然傷が付かないんですが!
そしてソーラー充電と電波補正。時計として一番大切な「正確な時間を刻む」ことを淡々とやってのける。
この時計、ケースサイズが横:43.6㎜ 縦:50㎜、重さ150gあります。ボリューム感あるサイズで「付けてる」って存在感はありますね。長時間キーボード打ってる時なんかは外してるかな。でも、「重い」という印象はないです。
個人的にはワイシャツの袖口とそれほど干渉するようなこともなく。
というか、腕時計を考慮して広めの袖口としたオーダーシャツなのですが、それでもこのタイトさ。
正直、時間を確認するだけならスマホで事足りる。1万円程度の腕時計でも十分。ストップウォッチだってスマホ使うわ。腕時計の針がクルクル回っても、ちっちゃくてよく見えんのよ。
それでも。
非常にマジメ感満載でオトナの腕時計。そして所有欲を満たしてくれる存在感があります。
蛍光灯の光でも充電しちゃう。電池交換の必要がない。時計合わせの必要もない。お手軽!
電波のとどかない海外に行った時にはさすがに時計合わせは必要ですが。
ハッキリ言ってオススメの一本!