勘違いや言い間違いなんて誰にでもあるものです。
子どもの頃の勘違い編。
汚職事件 → お食事券
”あぁ、悪い人たちが一緒にご飯食べるための券を配ってるんだぁ!”
談合 → 団子う
”あぁ、悪い人たちが団子みたいに固まって悪いことやってるんだぁ!”
そう思っていた時期が私にもありました。子どもながらに、わからないことを自分なりに理解しようとしていたんでしょうね。
大人になるまで勘違い編
●役不足
「私では役不足です。」
これ、謙遜して言っているように思えるわけですが…。
役不足:自分の実力に対して役割が低すぎること。
与えられた役目に対して不満を持っている、ということですね。全然謙遜じゃない。
自分では与えられた役割を果たすだけの力がない場合、
「私では力不足です。」
と言えるのですね。
誰かに「彼に係長は役不足だ。」と言われたら、それは褒められているのかな。
●全然大丈夫
全然いい、全然大丈夫、のように”全然”を使うことがある。が、この”全然”を用いた言い回しは間違っているのですね。
全然ダメだ、全然大丈夫じゃない、といった否定的な意味で使われるものなんだとか。
でも、この表現はすでに多くの人が使ってますね。必ずしも間違いでもなさそうで。
言葉は時代によって変化していきますね。
●ご賞味ください
美味しさをよく味わってほしいという意味で使いますが、褒めながら食べほしい、という賞賛を要求する意味にもなるそうで。
ただ、お店が自慢の一品をぜひ味わって食べていただきたい、とアピールする意味を込めてこの言葉を用いるのは問題ないようです。
一般の人が手土産なんかを渡すときには「お召し上がりください」を用いるのが無難ですね。
日本語って奥が深いですね。
以前に行ったシンガポール旅行で買ってきた紅茶「TWG」。
昼食後の口直しに飲みたいと思ったんでしょうね、奥様が放った一言。
「シンガポールで買った紅茶飲もうよ〜、なんだっけ〜KGB?」
KGB:ソ連国家保安委員会
言葉って奥が深いですね。