日本では当たり前の食事が海外では信じられないものだってあります。
寿司とか刺身とか、東南アジアの人にとっては生で魚を食べるなんて「日本人ぶっ飛んでる!」と思われるそうで。いや、あなたたちの方だってなかなかどうして、と思いますよ。
でも、インスタントラーメンって世界共通で美味しい食事なんじゃないかと。
特に日本のカップヌードルとか世界中の舌が認める一品じゃないですか。知り合いのフィリピン人がカップヌードル(特にシーフードヌードル)箱買いして国に帰ってましたよ。
そんな世界に広がる日本のインスタントラーメンをお土産でいただいた。言うなれば逆輸入、凱旋帰国ですよ。
それがこちら。
MYOJOのMyojoy。Mee Goreng Thai Tom Yam Flavor
かなり攻撃的な色してるんですが。
裏を見ると…
日本が世界に誇る「NISSIN」のマークが!
でも「MYOJO」って明星食品のこと??
ついでに、「MADE IN INDONESIA」って書いてあるし、「NISSIN FOODS SINGAPORE」だし、味はタイのトムヤン風味だし、これマレーシアで購入されてるし…。
なんかもう訳わかんない。裏面ですでにカオスっていうね。東南アジア最高。
と、思ったら、2007年に明星食品は日清食品の子会社になってたんですね。なので明星シンガポールも日清の仲間入りしたと、そういう訳ですよ。
こういうのってやるんですよね、『開封の儀』。
麺はちょっと小さめの80g。
種類としては「ミ ゴレン」というインドネシアやマレーシアの焼きそばみたいなスープ無しの麺類なんですね。
なんか味付け用の袋が一つだけ…
…とこの時は思ってました。
麺を鍋に投入。「ぼちゃん」
なんか鍋に落ちたよ。
麺の裏側にもう一個袋があった。
そういえば、パッケージの裏側に「パウダー」と「ペースト」を混ぜるみたいなこと書いてあったわ。ダマされた!
別の器に粉とペーストを事前に入れておきます。
なんかいかにも体に悪そうな油の塊のようなペーストがたまりませんなぁ。ジャンクフード大好き。
茹で上がった麺をザルで湯切りして、さっきの器にボーン。混ぜ混ぜすれば…。
できた。
この一食を作るために、茹でるための鍋、湯切り用ザル、箸、ドンブリ…とかなりの器具を使ってるってのが全然インスタントじゃない気がするのだが。
食べます。
これ、旨い!!そして辛い!!
味はちゃんとトムヤムの味。本物食べたことないけど。ちなみに「トム」はタイ語で「煮る」、「ヤム」は「混ぜる」って意味なんですって。
唯一残念なのが、量が少ない。
ぺろっと食べちゃいました。これだとお昼ご飯にはちょっと少ないかな。シンガポール人って少食なの?小腹が空いた時のおやつにいいですね。
っていうインスタントヌードルをただ食べただけの話。