もう暑苦しい夜の対策が必要な季節ですね。
寝苦しい夏の夜は本当にやっかいだな、と感じております…。
私、生まれも育ちも北海道の道産子なんです。
が、本州に引っ越して20年。こちらの家の夏の暑さ、冬の寒さには未だに慣れません…。
寝具には色々と気を遣っております。
夏の夜は暑いので、エアコンをつけっぱなしで寝ることもあります。
しかし!タオルケットを使用しないとエアコンでお腹が冷えてしまう…。エアコンを止めると寝汗であせもができてしまう…。
何とも面倒な体です。
そんな私がニトリのタオルケットNクールスーパーを1年近く使用してみた素直なレビューをしてみたい。
ニトリのNクール寝具とは
ニトリの「Nクール」とは何ぞや?ニトリが開発した「接触冷感」の生地を使用した商品だそうな。肌が触れた時にヒンヤリと感じる特殊な生地なんです。
「接触冷感」とはまた少々小難しい言葉ですね。生地そのものが別に冷たいわけではないです。そのモノに触れた時に冷たく感じる感覚のことだそうな。あぁ、感覚となると人によって違ってきちゃいますね…。
人の肌がそのモノ(生地)に触れた時に肌の熱が移動する量が多いか少ないか。
あくまでも触れた瞬間に熱の移動量が多い、ということみたいです。
実際に触ってみると…
本当に冷たく感じます。なんで??
接触冷感の基準 q-max値とは
接触冷感をわかりやすく数値化したものがq-maxとよばれるもの。
各素材によってその数値があるそうです。
レーヨン 0.3〜0.35
ポリエステル・ナイロン 0.3〜0.35
シルク 0.3
麻 0.35〜0.4
ポリエチレン 0.45
0.2以上で「ちょいヒヤ」、0.3以上で「ややヒヤ」、0.4以上で「おお!ヒヤ」みたいな。
「NクールSP q-o」の場合、裏生地は…
ナイロン62%、ポリエチレン21%、レーヨン17%
まあまあのヒヤヒヤ値を期待できるんではないでしょうか!
(ニトリはこの数値には言及してないハズです…。勝手にここで言ってるだけ。テへ)
実際に使ってみて
ここがオススメその1:コスパの良さ
スーパークールな接触冷感を前面に押し出すNクールスーパー。
表地と裏地、どちらも使用可能。両方を上手く使えば、春・夏・秋の3シーズンいけてしまうというコスパの良さ!
ここがオススメその2:やはりそのヒンヤリ感でしょう!
表地はふかふかとしていて肌触りもよく、ちょっと涼しい夜に大活躍してくれました。
そして裏地。こちらがNクールスーパーの真骨頂で、触った瞬間にヒンヤリ!お腹が冷えるのがイヤでタオルケットを使用しているのに、これでお腹冷えちゃうんじゃないの?!というくらいの冷たさ。
はっきり言ってもう手放せません。
ここがオススメその3:洗濯機で丸洗い可能!
これ、夏の寝具としてかなり重要ポイントではないでしょうか?いくらヒンヤリ爽やかとはいえ、夏の夜の寝汗は侮れない。汗はかいてしまいます。
その点、このタオルケットは洗濯機で丸洗い可能!!裏生地は抗菌防臭加工もなされており、部屋干しでもイヤな匂いがつきにくい。
この裏地、確かにヒンヤリとしていますが、ちょっとツルツルした肌触りでして。そこがスーパークールの秘密なんでしょうが、タオルケットにふかふか感を求める方には慣れが必要かと。
そして、こいつをフルに活用するためには、とあるコツが必要みたいですよ。それは…
タオルケットNクールスーパーを上手に使うコツ
もうズバリ言っちゃうとですね、エアコンとの併用。
え、なんだよそれ、タオルケットだけでヒンヤリしないのかい!って話なんですが、まぁ無理っすよ。
接触冷感の良さを前面に押し出しているこちらの商品。つまりは触った瞬間は冷たく感じますよってことですから。寝具としてずっと同じ面に触れ続けていればヒンヤリ感もなくなってしまうんですね。
コツとしては空気の循環ですかね。なのでエアコンでも扇風機でも良いんだと思います。タオルケット内の空気を逃してやることでヒンヤリ感を持続させてやりたいところです。
でもこいつのおかげでエアコンの設定温度を1度か2度上げられるなら、それはエコ!
エアコンか扇風機の併用、という条件はあるものの全力でオススメできる夏の夜の寝具です。
熱帯夜で寝苦しい夜には、ニトリのタオルケットNクールスーパーを使ってみてはいかがでしょうか!!