あるもの日記

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標準語だと思ってた!横浜っ子に教えられた北海道弁5選

自分では当たり前と思っていたことが実はそうではない…。ということはよくありますね。

自分が既に知っていることを他の人に説明するときなんか、話が噛み合わないことが多い。ブログを書いている時も自分の経験を書いているもんですから、自分の中ではつじつまが合っていても、これを読んでいる方にはなんのこっちゃ?ってことも多々あるんですよね…。

 

しかし、方言は違う。例えるなら外国語のようなものですかね。既に知ってるとか、前提条件とかないですもんね。わからないんだから、方言。

 

私は北海道生まれの北海道育ち。道産子で札幌生まれのポロっ子です。仕事で横浜に引っ越すまでは我々道民は純粋なる標準語をしゃべってると思ってた。思ってたよ…。

 

横浜育ちのうちの奥様が、北海道の我が家に来た時に”意味わかんない”って言葉が結構あったんだって。…それ全部標準語じゃなかったの…?

その1:ゴミステーション

えっ?!これって全国区の言葉だと思ってたんですけど…。町内にあるゴミ捨て場のことを「ゴミステーション」と呼ぶ…。

ゴミ捨て場→ゴミステバ→ゴミステ→ゴミステーション

自然な流れですよね?ステーションですからね。各ご家庭のゴミたちの旅立ちの場。ここから我々の日々の思い出たちは旅立っていくんです。そんな意味を込めて出来上がった言葉です…違うか。

これね、横浜の人々に全然通じなかった。笑われたから。

北海道弁ではないですが、見事にノミネート。

 

その2:「角食食べたらいいっしょ」

私の父が朝の出勤前に、うちの奥様に言い放った言葉。義父が言うありがたいお言葉と思い「ありがとうございます!」と元気に返事したものの、何食べたら良いのかわからなかったらしいですよ。

「角食」って食パンですよ?これも通じないんですか?

角のある食べ物だから角食。理にかなってないかい?

小さい時からお使いの時に「角食買ってきて」って言われて育ちました。

給食の献立表にも角食って書いてあったよ、確か。これも北海道弁なんですかね〜。

 

その3:「ゴミ投げてきて」

母の一言。奥様はこれ聞いて笑ってた。ゴミを放り投げることかと思ったみたいです。そういえば道民はゴミを投げるって普通に言ってますね。ゴミを捨てるってことです。

「ゴミステーションにゴミ投げてきて」で最強コンボです。道外の人には通じないんでしょうね。本当にゴミ投げたらダメですね。

 

その4:はかいく、はかいかない

年末年始の帰省中に、私たち夫婦と私の母で玄関前の雪かきをしていた時のことです。

近所のおばさんが「いやー、はかいくかい?」と聞いてきて、奥様驚いてた。(行くわけないじゃん!)って思ってたんだって。あ〜なるほど。「墓行くかい?」って脳内変換されたのね。

はかいくかい?→はかどるかい?仕事進んでるかい?ってことですね。

墓行くかっ!

 

その5:うるかす

「研いだお米をうるかしといて〜」。夕暮れ時の台所に普通に響き渡るこの言葉が内地(これも北海道弁か。本州のこと)の人には通じないわけで。浸しておく、ふやかす、みたいな意味ですかね。うるかすって普通に使ってたんだけど…。

でも最近は奥様も「うるかす」使っちゃってます!

 

何気に道民の言葉のイントネーションって結構違うみたいですよ。

そういえば横浜の同僚の母親がしゃべる度に語尾に”じゃん?”って付けてて。おぉさすが横浜のマダムは言葉が若いなって思ってたんです。でも、”じゃん”って横浜の方の方言らしいんですが本当ですか?

 

狭いようで広い日本の面白いところでした笑!